「創るプロ」と「育てるプロ」。

ホテルは、建物とサービスオペレーションという二つで構成されます。
そこには二種類のプロが必要です。

「創るプロ」と「育てるプロ」。

ここ数年間、観光促進とインバウンド客の増大を受けて日本各地に
新しいホテルが続々と誕生しています。

ところが、そうしてできたホテルを「育てるプロ」は、残念ながら増えていません。
どんなに素晴らしい建築とインテリアを装ったホテルも、
そこに魂と哲学を注入し、サービススタッフをモチベートしてゲストをもてなし、
そこでしかできない顧客体験価値を提供することができなければ、
ホテルは単なるハコに終わります。
時間と共に古び、価値は減少していきます。

オペレーショナル・アセットと呼ばれるホテル。
そのホテルの価値をサービスオペレーションによって高め、
収益を恒久的に上げるアセットに育てられるのは、プロのホテリエなのです。
日本は、ホテルというハコの数や増え方に対しての
ホテリエ(プロフェッショナルホテルマネジャー)という“ヒト” の数が明らかに少ない。ホテルで生み出される価値を増やし、
アセットの価値を高められるホテリエが今の何倍も必要です。

そんなプロを増やしたい。

TOP